女性がイラストレーターになるメリットとは
女性から人気のあるイラストレーターという仕事は実際にどんな仕事なのでしょうか?
例えば、結婚して育児を始めても在宅で続けられるというメリットもあります。
今回は女性イラストレーターの男性との違いやメリットについてお伝えしていきます。
男女で仕事内容に違いはない
イラストレーターとして働く中で、仕事内容に男性と女性で違いを感じることはほとんどないでしょう。
そして、男性でも女性のような絵を描くイラストレーターもいれば、女性でも男性のような絵を描くイラストレーターもいます。
マンガの場合は、ただ絵を描くだけでなくキャラクター達が喋ったり生活をしたりするために、自然と作品に作者の性別が見えてくるケースもよくあります。
しかしながら、イラストの場合は「絵のみ」で表現するため、性別がタッチに出てくることはそれほどありません。
そのため、男性のようなペンネームで活動をする女性イラストレーターや、その逆の人もいます。
女性イラストレーターのメリット
在宅での仕事ができる
女性の場合、妊娠や出産や育児中に仕事を続けられるのかということを心配する人も多いと思います。
どんな仕事をしていても、妊娠や子育てをしながら働くのは大変です。
そうしたことから、一時的に女性の方が働きづらくなるときはありますが、イラストレーターだと、実績や実力さえあればフリーランスとして在宅でも問題なく働くことができます。
例えば子供が熱を出してどうしても帰らなければならなかったり、家族のこと等に時間を長く使わなくてはならない時期は、仕事量を調節して、無理のない範囲で仕事を続けることもできます。
会社勤めしか選択できない仕事よりも、自宅で子供から手が離せない女性にとっては働きやすい仕事環境といえるでしょう。
ライフスタイルの変化が仕事に活かされる
女性のライフスタイルの変化がイラストレーターにとっては良い影響を及ぼすこともあります。
イラストレーターに必要とされる「表現力」が、出産や育児等を通じてより深まることもあるでしょう。
イラストレーターは、自身が経験したことや感じたことがすべて材料になる仕事です。
特に絵本のイラストを描く仕事は、実際に自分の子供を産んで育てていく中で、本質や雰囲気を上手く表現した絵が描けるようになるかもしれません。
男性と差別化できる可能性がある
女性のイラストレーターは男性に比べると数が少なく、女性であることが男性と差別化できる場合があります。
イラストレーターの業界は男性が8割を占めています。
そのため、女性ならではの視点でイラストを描けると、男性のイラストレーターより注目を集めることができます。
男性との差別化が少しでもできると仕事を得るチャンスが増えるので、女性としての視点を強みにすることもイラストレーターとして生き残っていく方法になるでしょう。
まとめ
女性にとってイラストレーターという仕事は、出産や育児をしながら続けやすく、女性ならではのライフイベントを生かして表現力を磨けば仕事で成功する可能性は広がっていきます。
イラストレーターは実力さえあれば、女性でも男性とほとんど同じようにチャンスをつかみとることができますし、女性ならではの視点を活かすことで男性のイラストレーターより有利になる局面もあるでしょう。
また、絵のセンスや画力だけではなくクライアントの意図を理解する力や優れたコミュニケーション能力を持っている人であれば大きく活躍することができます。
女性ならではの気遣いやこまかさが、仕事に生かせる場面もたくさんあるといえるでしょう。
女性でこれからイラストレーターになりたい方はこのような強みを理解しておくことも夢に近づく方法であるといえます。