文章見直しのワンポイント
ノベルス・シナリオ学科の渕です。
12月も後半戦に突入して、池袋も一気に寒くなりました。
登校してくるみんなも、
冬服を着込んでもこもこになりながら
授業に臨んでいます?
さて、今回は創作にまつわるお話をひとつ
ご紹介したいと思います。
みなさんは小説やシナリオを書き終わったあと、
作品を読み返したりはするでしょうか?
やはり、
人に読んでもらう前に修正したい!
……という方は多いかと思います。
そこで、見直しの際の、ちょっとしたテクニック。
それは、
『作品を音読すること』
無意識の方もいるかと思いますが、
実は本を読むとき、人間は
心の中で声を出しながら読んでいるんです。
試しに心の中で、難しい早口言葉を言ってみてください。
たとえば……
【抜きにくい釘 引き抜きにくい釘 釘抜きで抜く釘】
(ぬきにくいくぎ ひきぬきにくいくぎ くぎぬきでぬくくぎ)
(ぬきにくいくぎ ひきぬきにくいくぎ くぎぬきでぬくくぎ)
……口に出してはいないはずなのに、
噛んでしまいませんでしたか?
小説やシナリオでも、
リズム感が悪い文章というのは、
音に出して読みにくい文章であることがかなり多いです。
だからこそ、
声に出して読みやすい文章に修正することで
読者にとっても読みやすい文章になるんです。
ぜひ、一度試してみてくださいね。
音声ドラマは、声に出すときの読みやすさが特に大事です!