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アニメコラム

アニメーターの将来性とは?これからめざす人が気をつけたいこと

アニメーターになりたいけど「将来性はある?」「給料が安いって本当?」等、不安なことが多くてめざすかどうか迷っているという人もいますよね。

今回はアニメーターの将来性や、これからアニメーターをめざす人が気をつけたいポイントについてご紹介します。

アニメーターはこう変わった!

これまでアニメーターは、給料が少ない、残業が多い等のネガティブな評判もありましたが、環境が改善されて今はとても働きやすくなっています。

ここでは、アニメーターがどう変わったのか、今後どう変わっていくのかについて見ていきましょう。

給料の仕組みが見直された

「アニメーターは給料が少ない」と言われていたのは、1枚何円というように描いた枚数に応じて給料が決まっていたからです。
これを『歩合制』や『出来高制』と言います。

新人のうちは仕事のスピードも遅く、動画1枚の単価も安いので、どうしても給料が低くなってしまいます。

この問題を受けて、給料の仕組みを改善するアニメ制作会社が増えてきました。

社員アニメーターとして正式に採用する企業や、毎月決まった給料が保証されたうえで仕事をすればする程に給料も上がる『固定給+歩合制』に変更する企業等、昔に比べるとアニメ業界は変わってきているのです。

このようにアニメ業界では、アニメーターの給料が少ないという問題を解決しようとする動きがあります。

アニメーターの労働環境を良くする取り組みは、これからも継続して行われていくでしょう。

さまざまな分野で活躍できるようになった

一昔前まで、アニメーターの職場といえばアニメ制作会社でしたが、ゲーム制作会社でもアニメーターの需要が広がっています。

2010年代からスマホゲームに美少女やイケメン等の魅力的なキャラクターが登場するようになったり、ムービーが進化したりすることでゲームの制作現場にもアニメーターが必要になったのです。

その他、CMやミュージックビデオ等でもアニメが使われるのが一般的になったように、アニメーターの活躍の場はどんどん広がってきています。

デジタル化で効率よく作業できるようになった

アニメの制作現場でデジタルソフトが使われることが多くなり、効率良く仕事を進められるようになったことで、労働時間が短くなってきています。

文化庁のアニメーター実態調査でも、アニメーターの労働時間は年々少なくなっているという結果が出ています。

また家にパソコンとデジタルソフトさえあれば、在宅で仕事をすることも可能になりました。

アニメ制作のデジタル化によって、アニメーターの働き方も変わっているのです。

参考URL:アニメーター実態調査2019

アニメーターの課題

これまでご紹介してきた通り、アニメーターが抱える問題は少しずつ解消されてきていますが、それでもまだ課題はあります。

中でもアニメーターの人手不足は、大きな課題の一つです。

アニメーターが不足しているため、作画を海外のスタッフに依頼するというケースも増えており、アニメのエンディングで流れるクレジットに外国人の名前が多いのはそのためです。

作画を海外に任せていると、日本の優秀なアニメーターが育たなくなってしまい、さらに人手不足になるという悪循環が起こってしまいます。

これからは、優秀なアニメーターを育てることがアニメーターやアニメ業界の課題になると言えるでしょう。

これからアニメーターになる人が気をつけること

最後に、これからアニメーターになる人が気をつけるべきことについてご紹介します。

将来性のあるアニメーターになるためには、次のようなポイントに気をつけましょう。

画力以外のスキルも身につける

活躍するアニメーターになるには、画力以外のスキルも身につけるようにしましょう。

すでにご紹介した通り、作画を海外のスタッフに任せるケースも増えているため、単に絵が描けるだけでは仕事が回ってこないかもしれません。

アニメーターに求められるスキルについては、求人情報を見ると良いでしょう。
具体的には、次のようなスキルが求められることが多いです。

デジタルスキル

アニメ制作の現場でデジタル化が進んだことにより、デジタルソフトを使えるアニメーターが求められています。

PhotoshopやIllustrator、Stylos、CLIP STUDIO PAINT等、デジタルソフトを使って絵を描く練習をしましょう。

3DCG作成のスキル

3DCGのアニメは、一度モデルをつくれば、後はソフトを操作するだけで動きをつけることができます。

従来の2DCGアニメよりも作業量や時間、制作コストをカットできるので、アニメの制作現場でも多く取り入れられるようになり、就職の選択肢を広げる意味でも役に立ちます。

まとめ

アニメ業界は働き方が改善され、さまざまな分野にも進出しているので、アニメーターは将来性のある仕事だと言えます。

ですが、業界に将来性があることに安心せず求められるスキルをしっかり身につけることも大切です。

専門学校デジタルアーツ東京の体験入学では、熟練の現役アニメーターによる少人数制授業を定期的に行っていますので、アニメーターに興味のある方はぜひ参加してみて、業界の先生からもより詳しい話を聞いてみてくださいね。