魔法の動画・仕上げ
今日は、アニメ彩色の殿のお母様が来校されました。
就職の件で、三者面談です。
面談というよりも、リラックスして楽しくお話ししながら
しっかり3人で作戦会議。
そして方向性を決めました!!
これで後は、作戦を実行するのみです。
愛しのアニメ学科の学生のためなら、何でもしますよ~!(^^)!
それでは、いよいよ佳境に入った魔法班からの報告をどうぞ~♪
そうだ、京都に行こう
こんにちは、魔法班です\(゜ロ\)(/ロ゜)/
今回は動画から仕上げまでを紹介します!
動画とは、原画を基に、より動きを細かく描いたものです。
それを前回の原画の時と同じように撮影していきます。
そして、ここからが仕上げの作業です。
アニメーターさんからもらった動画をスキャンしてデータ化します。
そのデータを二値化し、線を修正していきます。
「二値化」とは黒・赤・青・緑の線だけにし、仕上げ用に処理したものです。
これだけだと線がガタガタしていたり、ゴミ(黒点など)があるので
線修正という作業をして線を整えたり、ゴミを消したりします。
動画の画像
二値化&線修正の画像
その作業が終わるといよいよ塗りの作業です。
赤線はハイライト、青線は影色、他はノーマル色で塗っていきます。
仕上げした画像
――――エピソード13――――
魔法班の仕上げは満身創痍だった・・・
◎「魔法」オープニング
総カット数 39枚
総動画枚数 1057枚
仕上げの人数 3人
消化しても消化しても減らない担当カット
動きまくる髪の毛
これどこの部品?
焦点が合わない目
動かなくなっていく手
なんか色々振り切れた・・・
嗚呼・・・これが、ランナーズハイ!!!
テンションがおかしくなりながらも、なんとか仕上げは終了した。
仕上げA「1人350~400枚位塗ったね~」
仕上げB「けど、何が一番大変かって、線修正だったよね~」
仕上げC「うちら頑張ったね~」
仕上げ作業が終わり、メンバーは振り返る。
魔法は他の班より線が多く、1カットにつき、9割が「線修正」。
1割が「塗り」という時間配分だったのである。
塗りに入った瞬間からの作業スピードの上がりっぷりったらもう★(*´∀`)b
次はメカチームの出番です!