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アニメコラム

アニメ制作の方法とは?流れとポイントを解説

アニメは日本が誇る文化の1つ。そんなアニメ制作に興味がある方も多いのではないでしょうか?

アニメはたくさんの工程を経て、さまざまな工夫のもとにつくられています。だからこそ日本ではクオリティーの高い作品が年間を通じて多く放送されています。

今回はそんなアニメ制作の流れやポイント、キャラクターを魅力的に見せる7つの手法を紹介します。

アニメができるまでの流れ

始めに、アニメができるまでの一般的な流れを解説します。

企画

  • アニメの内容
  • スタッフ構成
  • 主要キャスト
  • 予算
  • スケジュール

等、作品の枠組みを決める工程です。

シナリオ・脚本

企画で決定したアニメの内容をもとに物語のテーマや世界観、舞台設定、登場人物等をまとめ、各話の脚本を執筆する工程です。

絵コンテ

シーンごとの構図、キャラクターの動き、セリフや効果音、カットの秒数等、作品の大まかな流れを絵や文字で表した「絵コンテ」をつくる工程です。

レイアウト

場面ごとのカメラアングルや映るものの配置等、絵コンテの内容を具体的に詰めていく工程です。

原画

キャラクターの動きの大本になる各カットを描く工程です。

動画

原画と原画をつなぐ「中割り」をつくり、絵に動きをつける工程です。

彩色・仕上

色彩設計により決められた色にペイントソフトで彩色していく工程です。

背景

レイアウトのうち、背景に関する指示が書かれた「背景原図」をもとに、背景画を作成する工程です。

撮影

彩色した動画や背景、CG等を組み合わせて映像を作成する工程です。

音響・編集

セリフやBGM、効果音を収録したり、場面をつないで1本の映像にまとめたりする工程です。

以上の流れを経てアニメが完成します。

アニメ制作は一人でできる?

企画から音響・編集まで、一連の流れをみると「一人でもアニメ制作はできるのか?」と疑問に感じますよね。

一部、工程を簡略化するケースが多いですが、アニメ制作は一人でも可能です。ただし、その場合はアニメ制作の一連の作業を行うための幅広い知識・技術が必要です。

ボイスの収録やBGM、効果音の作成等、どうしても技術的に難しい部分はフリー素材等を活用することも視野に入れましょう。

アニメ制作の大切なポイント

アニメ制作におけるさまざまな作業の中でも、より魅力的で本格的なアニメをつくるために、特に重要な3つのポイントがあります。以下ではその3つのポイントを解説します。

フレームレートを調整する

フレームレートとは1秒間の動画に使われるコマ数(静止画の数)を表す指標です。通常、アニメは24FPSで制作されていて、これは1秒間の動画に24枚の静止画が使われているという意味になります。

このフレームレートの数字が大きい程なめらかでスムーズなアニメが完成しますが、フレームレートはカメラワークや演出等に合わせて調整することが大切です。

動きの法則を理解する

人やものの動きには法則があり、これを理解していないと不自然かつ違和感のあるアニメになってしまいます。

立つ、歩く、座る等の基本動作はもちろん、ジャンルによっては武器を扱う時の動き、機械を操作する時の動き等を取り入れることもあるでしょう。必要に応じて法則を学ぶことで、自然な動きのアニメを制作できます。

中割り作成で手を抜かない

中割りはアニメにおいて、人やものをなめらかに動かすために欠かせません。中割りのできが不十分だとなめらかな動きを再現できず、また躍動感のない仕上がりになってしまいます。

人やものが動くのがアニメならではの魅力。その魅力を最大限に引き出すためには、中割り作成にも力を入れることが大切です。

アニメキャラクターを魅力的に動かす7つの手法

アニメを制作するのなら、キャラクターを魅力的に動かす手法も知っておきたいところ。

基本となるのは以下の7つの手法です。

ある部分とそこに付属する部分で動きに時間差をつける手法です。柔らかい動きを表現することができます。
例えばキャラクターの動きと髪の毛・服の動きに時間差をつける等の形で使います。
本来の動きの前に予備動作を取り入れる手法です。リアリティのある動きを表現することができます。
例えばジャンプをする前に膝を曲げてかがむ動作を取り入れる等のケースがあります。
シーンに応じて人やもの、背景のサイズやポジションを調整し、変化をつける手法です。特定の人やものを目立たせることができます。
例えば威圧感を出すために特定のキャラクターを大きく描く等の見せ方があります。
動作に緩急をつける手法です。リアルでメリハリのある表現ができます。

例えば走るという動作を取り入れる時、走り始めと走り終わりをゆっくり描く等の使い方をします。
元の形状を潰したり、伸ばしたりする手法です。柔軟性や躍動感を表現することができます。
例えば高速で飛ぶボールを潰したり、伸ばしたりして多少偏平に描く等のケースがあります。
人の動作を曲線的に描く手法です。より自然な動きを表現することができます。
例えばお辞儀をする時や腕を振る時等、あらゆる人の動作に取り入れられます。
個性や魅力を伝えられるような動き、デザインを取り入れる手法です。キャラクターの役割を視聴者が簡単に理解できるようになります。
例えば悪どい顔つきや黒を基調とした服装で悪役の役割を表現する等のケースがあります。

アニメ制作の知識・技術を学ぶなら

現代にはさまざまなソフトやツールがあり、簡単なアニメであれば初心者でもつくれますが、本格的なアニメをつくりたいのであればアニメ制作の知識・技術は欠かせません。

本気でアニメ制作について学ぶならば、専門学校デジタルアーツ東京への入学をお勧めします。専門学校デジタルアーツ東京にはアニメ学科があり、現場で即戦力になれる程の技術とノウハウを、基礎からしっかり身につけることができます。

在学中デビューやインターンシップのチャンスも豊富。知識と技術を身につけるだけではなく、「アニメ業界で働きたい」という夢の実現もサポートしてくれます。

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まとめ

今回はアニメ制作の流れやポイント、キャラクターを魅力的に見せる7つの手法を紹介しました。

テレビやインターネットで放送されているアニメは多くの人が力を合わせ、いくつもの工程を経てつくられます。だからこそクオリティーが高く胸を打つ作品ができあがるのです。

一人でアニメをつくることも不可能ではありませんが、その場合は一部の工程を簡略化し、すべての作業を自分でこなすことになります。アニメ制作の幅広い知識・技術が必要です。

アニメ制作に興味がある方は専門学校デジタルアーツ東京で学びませんか?個人でのアニメ制作はもちろん、業界に就職して活躍することも夢ではありません。

本気でアニメ制作について学びたい方は、まずは体験入学や説明会・学校見学からご検討ください。

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