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アニメコラム

アニメーターに求められる才能とは?

アニメーターとしてアニメ業界で活躍するためには、なくてはならない資質や才能が存在します。 アニメ業界の第一線にいるアニメーターは決して闇雲に努力したのではなく、相応の才能を持ち合わせていたからこそ、活躍できているのです。
今回は、プロのアニメーターとしてキャリアを積むために必要な資質や才能について見ていきます。

キャラクターを動かす才能

アニメ業界でアニメーターとしてアニメ制作の仕事をする上で非常に重要なのが、キャラクターを自由自在に動かし、魅力的なキャラクターへと仕立てあげる才能です。 アニメは、原作のマンガであれば表面上でしか伝えられないキャラクターの魅力を立体的に伝えることができます。

しかし、その分伝えることは難しく、マンガの方が躍動感があったり魅力的だった等、原作ファンを裏切ってしまうこともあります。 そのため、平面上で動いているキャラクターを立体に起こして、マンガ以上に躍動感を表現する才能が必要なのです。 原作のファンの期待も背負っているため、責任の大きい仕事でもありますが、動いている方がキャラクターの魅力が伝わる等の声をいただく時は、喜びもひとしおですね。

探求し続ける才能

アニメーターはただ絵を描くだけの仕事ではありません。 キャラクターを魅力的に見せるために、演出や映像制作の創造性が必要とされます。 つまり、デッサン力や画力が高いただけでは、アニメーターの仕事は務まらないのです。 アニメーターとして活躍するためには、絵に関する以外の知識や技術が求められます。 そのため、アニメ以外にも実写映像や演出にまつわる知識も貪欲に探求していかなければなりません。 さまざまな角度からの映像構成力を学び、アニメの表現に活かすヒントを常に探求し続けましょう。

画面構成の才能

アニメーターが、現場で一番必要とされる能力は画面構成力です。 キャラクターが画面の中で、いかに魅力的に映るかに常日頃、頭を悩ませます。 アニメーターの仕事は、手を動かすと同時に頭を動かすことが多い職業でもあります。 つまり、アニメーターは人並み以上のデッサンの才能に加え、レイアウトの才能も求められるのです。 そのため、プロのアニメーターとして活躍するためには、キャラクターに命を吹き込む画面構成の才能を何よりも身につけなければなりません。

書き続ける才能

アニメーターとしてキャリアをスタートさせても、すぐにアニメ業界の第一線で活躍できるわけではありません。 長い下積み時代を経て、やっと一人前のアニメーターとして仕事ができるのです。
しかし、駆け出しのアニメーターは修正が多かったり給料が低かったりと、障壁が存在します。 それでも、アニメーターとして絵を描き続ける継続力が必要になります。 自分の成長が認められるまで、忍耐力と、日々自分を磨き続ける自己研磨を絶えず行っていかなければなりません。 そのため、どんな困難にぶつかってもアニメが好きという気持ちや、絵を描き続けたいという気持ちを持ち続けるようにしましょう。

アドバイスを受け入れる才能

一流のアニメーターになるためには、もらったアドバイスを反映する才能が必要になります。 絵を描く仕事において、自分の中のポリシーや譲れない部分があると思います。
しかし、アニメは多くの方と協力し合いながら仕事を進めていきます。 そのため、修正依頼をもらって自分の方が正しいと思っているからといって受け入れないということはできません。 要求に対して、柔軟に対応して修正をしていかなければなりません。 そして、さまざまな要求やアドバイスを受け入れ仕事に反映していくことができれば、自分自身の視野も広がり、アニメーターとしての知識も拡大していくので成長できるでしょう。

まとめ

アニメーターにとって、求められる才能、必要な資質は多く存在します。 そのすべてを網羅する必要はありませんが、プロのアニメーターとして活躍するためには、アニメーターになって何がしたいのかという気持ちを持つことが何よりも大切です。 そのため、アニメーターになることがゴールにしている人は、思ったよりも辛くて挫折してしまうことがあります。 その先は何でも良いので、アニメーターとして何がしたいのかを明確にして軸にすることが、非常に重要になってきます。