CGデザイナー・クリエーターになるための勉強方法
「CGを使って何かをつくりたいけど、何を勉強したら良いか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はCGデザイナーになるためには何を勉強すれば良いのか解説していきます。
勉強法を学んで効率よくスキルを身につけましょう。
そもそもCGデザイナー・クリエーターとは
CGデザイナー・クリエーターとは、名前から分かる通り、CGをデザインする人、つくる人のことです。
CGデザイナーとCGクリエーターという呼び方がありますが、どちらも同じ意味で使われるので区別する必要はありません。
CGのスキルはかなりの分野に活用できるため将来性は十分と言えます。
CGデザイナー・クリエーターになるためにするべき勉強とは
CGデザイナー・クリエーターがどんな職業か分かったところで早速CGデザイナー・クリエーターになるためにするべき勉強について解説してきます。
デッサン
CGデザイナーになるために必要な能力としてまずデッサン力があります。
絵を描くわけでもないのになんでデッサン力が必要なのかというと、CGデザイナー・クリエーターには高い観察力と表現力を求められるからです。
デッサンを通して観察力と表現力を養うためにCGを学ぶカリキュラムにデッサンの授業がある専門学校も多いです。
デッサンのためというよりはCGをつくるうえでの基礎能力を身につけるためにデッサンの練習を行いましょう。
3DCGソフト
CGデザイナー・クリエーターをめざすなら当然必要となるのが3DCGソフトを扱う能力です。
3DCGソフトはたくさんあるのですが、ここでは有名なものを紹介していきますので、使いたいソフトが現状特にないという人は参考にしてみてください。
Blender
3DCGソフトの中でおそらく最も初心者が始めやすいのがBlenderです。
その理由は他の3DCGソフトに負けない程の機能がありながら無料で全機能を使うことが可能なことにあります。
さらに、初心者用のチュートリアルも多くネットに存在するため、安心して3DCGソフトに触れることができます。
3DCGソフトが全く分からないという人はまずBlenderを使ってみましょう。
Maya
Mayaはハイエンドで高機能な3DCGソフトで世界中で使用されており、日本国内でもかなり有名な3DCGソフトです。
Mayaを採用している学校も多く学習にも実践にも向いているのが特徴で、プロ用は月額で2万円程度の費用が必要になりますが、学生であれば無料で使用できる無償学生版があります。
3DS MAX
3DS MAXはMayaと同じ会社の3DCGソフトで、こちらもハイエンドかつ高機能となっています。
こちらも世界中で使用されており、ハリウッド映画の制作にも使用されている程で、利用価格はMaya同様となっています。
画像編集ソフト
CGに活用するのは3Dだけではありません。
ここからは2Dである画像編集ソフトについて解説していきます。
Photoshop
PhotoshopはAdobeが販売している画像編集ソフトです。
Photoshopがあれば画像編集で困ることはないと言われる程に有名でトーンカーブ機能やスマートオブジェクト機能をはじめとした多くの機能を持ち合わせています。
CG以外でも活躍の場は多いので、Photoshopを使いこなせるように練習してみましょう。
Illustrator
IllustratorはPhotoshopと同じくAdobeが販売しているデジタルソフトです。
このIllustratorはベクターデータという拡大しても画質が荒くならないデータを採用しているという特徴があり、ロゴやUI等の作成に主に使われています。
また、Illustratorで何かを表現する際は基本的に図形の組み合わせで表現します。
ここがIllustratorの少し難しいところなので根気よく練習していきましょう。
CGデザイナー・クリエーターになるための勉強方法
ここからはCGデザイナー・クリエーターになるための勉強方法をご紹介していきます。
専門学校に通う
まずCGデザイナー・クリエーターになろうとしたら専門学校に通うことを考えましょう。
詳しい理由に関しては後述しますが、専門学校のサポートを考えると独学のハードルはそれ程までに高いのです。
独学
しかし、独学でなければお金や時間の関係もあり難しいという方は独学で頑張ってみましょう。
独学の際に気をつけなくてはいけないことはアウトプットを忘れないということです。
創作作業では理論よりも実践が大切であり、自分なりのやり方をみつけてたくさんのアウトプットを行うことが成長の一番の近道となります。
専門学校に通うのがおすすめな理由
専門学校に通えば基礎的な知識やスキルが身につくのはもちろん、学校と制作会社のパイプを活用し、就職活動を安心して行えます。
また、志を同じくする仲間がいるためモチベーションも保ちやすく、何よりもプロのもとで現場と同じような環境で学べるということが大きいです。
まとめ
CGデザイナー・クリエーターになるための勉強法についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
学ぶことは多いですが、現在CGというのは生活のあちこちで見かけるものになりました。
ゲーム等の映像制作に携わってみたい方はぜひCGデザイナー・クリエーターをめざしてみてください。