ゲームプランナーの年収って?上げるための方法とは
皆さんはゲームプランナーの年収についてご存じですか?
好きなことを仕事にしていても、切っても切り離せないのが給料の問題です。
そこで今回は、ゲームプランナーの年収と年収を上げるための方法をご紹介します。
現在ゲームプランナーとして活躍されている方も、これからゲームプランナーをめざす方もぜひ参考にしてくださいね。
ゲームプランナーの平均年収
ゲームプランナーの平均年収は、未経験で250万円~350万円、経験者で350万円~500万円が一般的な年収です。
ゲーム制作業界は年功序列というよりも、実力主義の世界なので、経験や実績があれば若くても高収入になる可能性があります。
【参考URL】
https://mynavi-agent.jp/creative/jobindex/08.html
https://jobtalk.jp/salary_matome/jobs/129
https://heikinnenshu.jp/creative/gameplanner.html
ゲームプランナーとして年収を上げるための方法
ゲームプランナーとして年収を上げる主な方法には、ゲームプランナーから次のキャリアへのキャリアアップを狙う方法や転職を狙う方法があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
キャリアアップを狙う
ゲームプランナーからキャリアアップを狙う場合、ゲームディレクターに進む道、ゲームディレクターからゲームプロデューサーに進む道の二つがあります。
ゲームディレクター
ゲームディレクターになると年収は400万円~700万円前後になるのが一般的です。
ゲームディレクターは、ゲーム制作現場の指揮を執るまとめ役のポジションです。
ゲームプランナーとして頭角を現すと5年目頃から狙えるポジションでもあります。
これからゲームディレクターとしてゲーム制作会社に入社する方は、5年目を目安に今のうちからキャリアアップを考えておくと後々ポジションの面でも年収の面でも有利になると言えるでしょう。
【参考URL】
https://www.creativevillage.ne.jp/39825
ゲームプロデューサー
ゲームプロデューサーの年収は平均700万円程度が一般的です。
ゲームプランナーからゲームディレクター、ゲームプロデューサーへキャリアアップしていくと、年収と同時に責任も大きくなります。
ゲームディレクターは現場の指揮を執るのに対し、ゲームプロデューサーは予算の確保や全体的なスケジュール管理等、プロジェクトそのものを統括します。
ゲームディレクターとして活躍すれば、業界経験10年前後で狙えるポジションです。
ゲームプランナーから徐々にキャリアアップしていった際の最終的な目標とすると、今の自分が何をすれば良いのかが明確になってきます。
【参考URL】
https://www.creativevillage.ne.jp/40694
転職をする
ゲームプランナーとして十分な活躍やヒット作を世に送り出していれば、その実績を使って現在の会社より待遇の良い会社に転職することもできます。
そのためにはまず、現在の会社で他社に誇れるような実績を積み重ねること、自分の強みをみつけておくこともとても重要になります。
扱うゲームの種類が変わると年収も変わる
ゲームプランナーとして活躍するにしても、働く会社によっても扱うゲームの種類によっても年収が変わってきます。
たとえば、誰もが知っている超大手ゲーム会社で働くのとゲーム制作を始めたばかりの会社とでは、扱うゲームタイトルも年収も大きく違いが出てきます。
超大手ゲーム会社で有名タイトルのゲームプロデューサーになれば、年収も大きく変わってきます。
ですので、年収の大幅アップをめざすのであれば、転職する会社がどんなゲームを制作していて、どの位ヒット作を生み出しているのかが転職のカギとなります。
自分のこれまでの実績に合わせて転職先を選びましょう。
ゲームプランナーとして年収を上げるために必要なスキル
ゲームプランナーとして年収を上げるためには、必要とされるスキルを持っていなくてはなりません。
必要とされるスキルには、主にディレクション能力やコミュニケーション能力の二つがあります。
この二つがきっちり備わっていれば、ヒット作をスムーズに生み出せる可能性も上がる他、スキルが買われてキャリアアップのできる可能性も上がります。
ディレクション能力
ゲームプランナーは仕様書の作成や各チームへの指示を出し、スケジュール管理等のディレクション能力、つまり、制作の管理能力が必須です。
いかに分かりやすい仕様書を作成できるか、どうしたら各スタッフにスムーズに仕様を伝えられるか、各チームでトラブルは発生していないか、スケジュールに影響はないか等、ありとあらゆる面での管理能力が求められます。
また、トラブル発生時の柔軟な対応や各チームへの指示出し等、臨機応変さがディレクション能力を試される場面でもあります。
スケジュール等の時間として目に見えるものに対して、どうしたら円滑に作業が進んでいくのかという点で、ディレクション能力は非常に重要なスキルとなります。
コミュニケーション能力
ディレクション能力と同じように重要なスキルが、コミュニケーション能力です。
コミュニケーション能力は、スケジュールと違って目に見えない部分でのスキルです。
ゲームプランナーの仕事は企画から始まり、プレゼンテーション、各チームへの指示出し、トラブルの有無の確認、トラブルへの対処等、パソコン画面ではなく、人を相手にする場面が多くあります。
各スタッフを相手にしているにも関わらず横暴な態度や口調で指示を出しているようでは、人望はなくなりスタッフもついてきませんし、小さなトラブルも相談されなくなります。
それによりトラブルの発見と報告が遅れ、スケジュールにも影響が出ることになります。
そういったトラブルを回避するためにも、ちょっとした物の言い方や仕事上での気遣い、相手の気持ちの尊重等、普段から各スタッフとコミュニケーションを取り、相談されやすい雰囲気をつくっておくことが重要です。
まとめ
以上、ゲームプランナーの年収と年収を上げるための方法をご紹介しました。
キャリアアップをするにしても転職をするにしても、まずは自分のスキルを磨くことが大切です。
スケジュール管理等の目に見える仕事は数字で出るので分かりやすいかもしれませんが、目に見えないコミュニケーション能力や信頼感等は、日々の努力の積み重ねで成り立ちます。
人の信頼を勝ち取ることがゲームプランナーの年収を上げるための近道となることを忘れず、しっかりとスキルを磨いていきましょう。