ゲーム専門学校に行くべき?ゲームプログラマーになる方法をご紹介
「ゲームプログラマーをめざすなら、ゲーム専門学校に行くべき?」と悩んでいる人も多いでしょう。
ゲームプログラマーは、シナリオや演出の通りにゲームが作動するようにプログラミングをするエンジニアです。
つまりゲームプログラマーには、プログラミングの技術が必須となります。
この記事では、ゲーム専門学校に行くべきか迷っているゲームプログラマー志望者のために、ゲームプログラマーをめざす方法や専門学校に通うメリット、専門学校の選び方をご紹介します。
ゲームプログラマーをめざす方法
ゲームプログラマーになるには、専門学校、大学、独学という3つの方法があります。
それぞれの方法について、詳しくお話ししていきます。
ゲーム専門学校へ通う
ゲームプログラマーをめざせる学科・コースがある専門学校で学ぶことで、ゲーム業界に必要なスキルを身につけることができます。
専門学校では、プログラミングをはじめとするゲーム開発の基本はもちろん、他専攻と合同で、実際の制作現場と同じようなフローでゲーム制作を学べるカリキュラムがあることも。
短時間で実践的な勉強ができることが、ゲーム専門学校の特徴と言えます。
プログラミングが学べる大学へ通う
プログラミングを学べる工学や情報、美術系の大学に通うのも、ゲームプログラマーをめざす方法の一つです。
プログラミングは、メディア学科やコンピュータサイエンス学科、情報処理工学科等で学ぶことができます。
大学は専門学校と比べて、プログラミング以外の知識も幅広く学べますが、実践的な授業が少なく、在学年数が長いです。
ゲーム業界で働くという目標がはっきりしているのであれば、専門学校に通った方が良いでしょう。
独学でめざす
専門学校や大学に通わずに、独学でゲームプログラマーをめざすという方法もあります。
独学は、学費が節約できて自分のペースで学ぶことができますが、デメリットも多いです。
ゲーム開発に必要なプログラミング言語には、多くの種類があり、独学で学ぶのはかなり時間がかかってしまいます。
分からないことがあっても、すべて自分で情報を収集して解決しなければならないので、モチベーションを維持するのも難しいでしょう。
ゲーム専門学校に行くべき?ゲームプログラマー志望が専門学校に通うメリット
「ゲーム専門学校に行くべき?」と悩んでいる人のために、専門学校に通うメリットをご紹介していきます。
独学することが難しい技術が学べる
ゲーム専門学校に通うメリットとして、プログラミング言語等の、独学で勉強することが難しい技術が学びやすい点が挙げられます。
ゲーム専門学校では、C言語やC++を学ぶことが多いですが、現在Unityでゲーム開発をする時によく使われるのはC#です。
一見、時代遅れのように感じられますが、C言語やC++を学んでおくと応用がききます。
また、ゲーム上でグラフィックの表示をするためのグラフィックスライブラリも、専門学校で学ぶことが多いです。
現在主流になっているのは、ゲームエンジンを利用したゲーム開発。
そのためゲームクリエーターの中でも、グラフィックスライブラリを使える人は減っており、貴重な人材です。
ゲーム専門学校でしっかり基礎を学ぶことで、新しい技術も身につきやすくなります。
ゲーム業界とのつながりがあり就職に強い
ゲーム業界とのコネクションが強いことも、ゲーム専門学校に通う大きなメリットです。
専門学校によっては、在学中に企業案件に関わることができたり、インターンシップ制度を
導入したりしているところも。
専門学校の卒業生が就職した企業で実績を残すと、「この学校の卒業生は優秀だから」と企業側がその学校から積極的に採用してくれることもあります。
専門学校選びの際は、卒業生がどんな企業で活躍しているかをチェックしてみましょう。
また、就職の際に必要になるポートフォリオつくりや面接のアドバイスをもらえることも、専門学校のメリットと言えます。
同じ目標を持つ仲間と競い合える
同じ目標を持ったクラスメイトから刺激を受けることができることも、専門学校の大きなメリットです。
独学よりも、同じ夢を持つ仲間・ライバルがいた方が切磋琢磨し合えるので、勉強も捗るでしょう。
人は誰しも、くじけそうになることがあります。そういった時に、クラスメイトが頑張っている姿を見ることで、「負けていられない」「自分も頑張ろう」と前向きな気持ちになれます。
ゲーム専門学校の選び方
ゲーム専門学校を選ぶ際には、以下のポイントを意識すると良いでしょう。
- 学費
- 通いやすさ(交通アクセスや夜間コースの有無)
- 就職率や卒業生の実績
- 自分がめざす職業がめざせる学科があるか
- 授業カリキュラム
これらのポイントを参考にしながら、自分が重視したい条件も加えてさまざまな専門学校を
ピックアップすることをお勧めします。
気になる専門学校がまとまったら、オープンキャンパスや体験入学等に積極的に参加し、学校全体や講師の雰囲気を見ておくと良いでしょう。
まとめ
ゲームプログラマーをめざすのであれば、ゲーム専門学校に行くべきであると言えるでしょう。
ゲーム専門学校では、短期間でゲーム開発に必要な知識や技術を学べるので、ゲームプログラマー志望者は、専門学校からゲーム会社への就職をめざすのが一般的です。
ゲーム業界とのつながりが強い専門学校の場合は、就職活動を有利に進められるので、専門学校の実績を確認して、入学する学校を検討するのが良いでしょう。
ゲームプログラマーになることは簡単ではありませんが、自分がプログラミングしたゲームが世の中で話題になった時の感動はかけがえのないものですよ。