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イラストコラム

フリーランスイラストレーターの仕事

イラストレーターの1つの夢として、フリーランスで仕事をしてみたいと考える人は多いのではないでしょうか。 フリーランスのイラストレーターとして活躍している人はたくさんおり、中にはかなりの収入を得ている人もいるようです。

フリーランスの仕事は、いったいどのようなものなのでしょうか。 ここでは会社勤めとの違いや求められる像等、フリーランスイラストレーターの仕事について詳しくお話しします。

会社勤めのイラストレーターとの違い

ゲーム会社等の社員として勤務しているイラストレーターと、フリーランスのイラストレーターではどのような違いがあるのでしょうか。主な3つの違いを見ていきましょう。

収入の違い

まず多くの人が気になる点として、収入の形態に違いがあります。 会社勤めの場合、毎月給与として一定の額が支払われます。残業代等で多少の差は生まれるものの、毎月ほぼ同じ額の収入を得ることができるのです。 それに対してフリーランスの場合、自分が仕事をした分だけ収入が得られるという形になります。そのような出来高制になっているため、会社勤めの人の平均と比べて大幅に収入が多い人もいれば、逆に少ない人もいるのです。

フリーランスのイラストレーターの平均年収はおよそ400~500万円と言われています。この平均を上回るか下回るかが一つの指標となるでしょう。

受注の違い

受注の違いも大きなポイントです。 会社勤めのイラストレーターは、基本的に会社が受注した仕事を請け負うことになります。そのため自分で仕事を取りに行くようなことはほとんどなく、イラストの仕事だけをすれば良いという環境です。 フリーランスの場合はそうはいかず、自分で仕事を取ってくるところから始めなければいけません。自ら制作会社等に営業に出向き、仕事をもらわなければ収入を得ることすらできないのです。

フリーランスの仕事の取り方としては営業が基本ですが、そのほかにも自分で制作したポートフォリオをWeb上等で公開し、多くの人の目に触れる状態を作って依頼を待つというような方法もあります。

労働環境の違い

労働環境にも大きな違いがあります。 会社勤めの場合は、毎日決まった時間帯で会社に出勤して仕事をすることになります。 一方でフリーランスの場合は、仕事をする場所も時間も完全に自由です。受注した案件の締め切りは当然守らなければいけませんが、そこさえ守ることができるのであれば、いつどこで仕事をしても良いのです。 自分のペースで仕事ができるのはメリットにもなりますが、縛りが少ない分、自らを引き締めなければ満足な仕事ができなくなってしまう可能性もあるため、注意が必要です。

フリーランスの成功と失敗のパターン

フリーランスという形で働くのは、人によって向き不向きがあります。成功する人もいれば、全く鳴かず飛ばずで終わってしまう人もいるため、自分のスキルや性格を考えた上での見極めも大切です。 ここでは、フリーランスで成功した人と失敗した人のそれぞれのパターンをご紹介します。

成功パターン

クライアントと良好な関係を築き、同じクライアントから永続的に仕事を受け続けることができると、安定して収入を得ることができます。さまざまな案件に触れていると、単発でも非常に魅力的な案件というのが出てきます。条件が良く高収入な案件ともなると飛びついてしまいそうですが、あくまで安定したクライアントからの仕事は疎かにしない範囲で受けるようにしましょう。

また、納期を守ることも非常に重要です。クライアントは、緊急の案件で大手の制作会社等の依頼できないものをフリーランスのイラストレーターに依頼するようなことがあります。そのような案件を納期までにしっかり仕上げることは、この上ない信頼となります。 納期を厳守できる、仕事の早いイラストレーターはそれだけで重宝されるため、フリーランスの場合は特に意識するようにしましょう。

失敗パターン

フリーランスになるイラストレーターは、イラストのスキルが高い人であることが多いです。そのような人の中には、自分のスキルに甘んじて自分本位な仕事をしてしまうような人も多くいます。 フリーランスで仕事をする上で大切なのは、何よりもクライアントからの信頼です。どれだけスキルがあっても、要望を聞いてくれないイラストレーターや、態度の大きいイラストレーターにはそのうち依頼が来なくなってしまいます。 フリーランスの人脈はそう簡単に築くことのできるものではないため、1つひとつの案件を大事にこなしていくことが大切です。

まとめ

フリーランスのイラストレーターには、会社勤めの人にはないメリットがあります。 その反面、クライアントを大切にする、納期を守る等、押さえるところを押さえていなければ全く仕事が来なくなってしまう場合もあります。 収入面や労働環境等を見ても夢のあるフリーランスの仕事ですが、独立をめざす場合はそれなりの心構えを持っておく必要があるでしょう。