イラスト専門学校に通うメリットは?選び方や卒業生の声を調査
将来イラストの仕事をしたいと考える人なら、一度はイラスト系の学校への進学を考えたことがあるかと思います。
今回は、イラスト専門学校に興味のある方、通いたい方、通うか迷っている方に向けて、次の情報をまとめました。
- イラスト業界に就職するには
- イラスト専門学校が就職に有利な理由
- イラスト専門学校に通うメリット
- イラスト専門学校ではどんなことを学ぶのか
- めざせる職業
- 進路選びでよくある悩み
- お勧めの学校の特徴
- 選び方
- やってはいけない選び方
- イラスト専門学校の学費
- イラスト専門学校の入試
- 社会人や大学生から通う場合
- 通った人の声
- お勧めのイラスト専門学校「専門学校デジタルアーツ東京」
- イラスト業界の将来性
この記事を読んで、ぜひ進路選びの参考にしてみてください。
専門学校デジタルアーツ東京は、東京・池袋にあるアニメ、声優、イラスト、マンガ、ゲーム、小説、フィギュア等の業界や職業をめざす方のための専門学校です。
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イラスト学科では、学内コラボでの作品提供はもちろん、外部のイベントに参加したり、在学中に現場の仕事が経験でき、デビューや作品公開の場が多数。
アジア最大級のアートの祭典「デザインフェスタ」に参加し、自分のイラストを大勢の方に見ていただく機会等もあります。
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イラスト関係の仕事に就職するには
イラスト関係の仕事では、就職時からスキルを重要視されます。
就職するにはまず、次の三つの方法でスキルを身につけましょう。
イラスト専門学校で学ぶ
イラスト専門学校では、就職に必要なスキルを2年間で効率良く学べます。
テーマに沿ってイラストを制作したり、仕事として企業から制作を受けたりと、実践的な授業が中心です。
三つの方法の中では、イラスト専門学校が一番就職に有利です。
その理由については、この後の項目で詳しく紹介します。
美大で学ぶ
美大ではイラストに限らず、美術全般を学びます。
その分、就職の幅も広いのが特徴です。
専門学校に比べて年数が長いので、座学も多く、美術史や言語等の教養の授業があります。
人気の美大では、入学時から高いスキルを求められることも珍しくありません。
そのため、1年〜2年かけて予備校で基礎画力を身につけてから受験するのが一般的です。
>>イラスト専門学校と美大を表で比較。あなたに合った学校はどっち?
独学
学校に通わず、独学でイラストのスキルを身につける方法です。
独学でも、練習すれば画力を上げることは不可能ではありません。
ただしイラスト関係の仕事では、画力以外にデジタルスキルやデザインスキルも求められるため、これらも自力で身につける必要があります。
また、イラスト専門学校や美大と違い、就活も自力で行なわなければなりません。
イラスト専門学校が就職に有利なのは何故?
イラスト業界への就職のノウハウがあるから
イラスト専門学校には、「どんな企業が学生に合っているか」「面接やポートフォリオで気をつけるポイント」等、就職のノウハウがあります。
また、業界で活躍するプロによる業界セミナーでは、今現場で必要なスキルや人材を教えてもらえます。
このようにイラスト専門学校では、学校と企業から就職サポートを受けられるのです。
卒業生達の実績があるから
企業は、採用実績のある専門学校の学生を積極的に採用する傾向があります。
つまり、就職実績が多い専門学校程に就職が有利になるということです。
もし行きたい企業が決まっていれば、その企業に就職実績があるイラスト専門学校を選ぶと良いでしょう。
即戦力になれるから
イラスト専門学校は、現場ですぐに活躍できるようなカリキュラムや制度が整っています。
デジタルソフトを使う機会やコンペ・産学協同が多く、学生のうちから実践的にスキルを学べます。
クリエーターは即戦力が求められるので、専門学校でのこうした経験は、強い武器になるでしょう。
専門学校に求人が多く集まるから
イラスト専門学校ではキャリアサポートセンターに求人票があり、学生も閲覧可能です。
求人票に掲載されている企業は、働きやすい企業や業界で活躍する企業ばかりなので、安心して企業選びができます。
専門学校には、インターネットには掲載されていない求人も多く集まります。
イラスト専門学校は実践的なカリキュラムなので、企業が即戦力を求めて採用募集をかけるのです。
イラスト専門学校に通うメリット
イラスト専門学校の魅力は、ただイラストが上手くなるだけでなく、イラストを仕事にするためのカリキュラムやサポートが整っていることです。
具体的には、次の四つが挙げられます。
メリット①プロに作品を見てもらえる
「イラストの練習なら独学でもできる」と思っている方もいるかと思いますが、独学と専門学校の大きな違いは、描いたイラストについてプロのイラストレーターにいつも直接指導してもらえる点です。
プロに作品を添削してもらうことで、イラストのスキルは格段に上がります。
自分の作品を見て何か違和感を感じても、どこを直せば良いのか分からないという方がほとんどだと思います。
また、自分では上手く描けたと思っても、プロの目から見るとまだまだ直すところがあるかもしれません。
イラスト専門学校では、プロのイラストレーターが作品を見て具体的にアドバイスをしてくれるので、どうすればもっと上手く描けるのかがすぐに分かります。
メリット②環境が整っている
イラスト専門学校には、最新の機材が揃っていて、業界の第一線で活躍するプロもいるので、学びの環境が十分に整っています。
イラスト専門学校は授業で学ぶのはもちろん、授業外でも機材を借りたり、講師に質問したりできます。
メリット③就職サポートが受けられる
自力で就職活動をする場合、企業説明会のリサーチと参加、履歴書とポートフォリオの作成、面接対策をすべて自分でやらなくてはなりません。
イラスト専門学校では、就職サポートが充実しています。
自分のやりたいことができる会社を紹介してくれたり、履歴書の添削や面接対策もしてくれたりと、就活も安心です。
メリット④業界とコネクションができる
イラスト専門学校は、昔からお付き合いのある企業や、就職実績のある企業とのコネクションを持っています。
学校が持つつながりを活用して、インターンシップに参加したり、出版社の編集者に作品を見てもらったり、就職やデビューにつなげることもできます。
>>【メリットや注意点】イラスト専門学校の卒業生は満足している?
イラスト専門学校のカリキュラム。どんなことを学ぶ?
続いて、イラスト専門学校ではどんなことを学べるのかを見ていきましょう。
デッサン
どのイラスト専門学校でも、必ずデッサンの授業があります。
始めは丸や四角等、簡単な形のデッサンから始まることが多いので、初心者でも安心です。
デッサンは基礎画力を身につけるのにとても重要なので、入学してすぐにやる学校がほとんどです。
デジタルスキル
イラストの仕事でよく使用されるのが、IllustratorやCLIP STUDIO PAINTといったデジタルソフトです。
名前だけでも聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
イラスト専門学校では、アナログとデジタル両方描けるようなカリキュラムになっているため、デジタルソフトの使い方も授業の中で学べます。
グラフィックデザイン
グラフィックデザインとは、ポスターや雑誌、商品のパッケージ、ロゴ等の平面のデザインのことです。
グラフィックデザインにイラストが使われることが多いため、イラストレーターにもグラフィックデザインの知識が求められます。
専門学校では、配置や配色のルール、文字の入れ方、ロゴのつくり方等を学びます。
キャタクターデザイン
アニメ・ゲーム業界に就職したい方向けに、キャラクターデザインの授業を取り入れているイラスト専門学校もあります。
キャラクターの描き方の他、キャラクター設定の方法についても学び、魅力的なオリジナルキャラクターのつくり方を勉強します。
ゲーム業界やアニメ業界等に必要なスキルを学べるのは、イラスト専門学校ならではの特権です。
イラスト専門学校でめざせる主な職業
イラスト専門学校では、イラストの描き方を中心にさまざまなスキルを学ぶため、めざせる職業もさまざまです。
ここでは、イラスト専門学校でめざせる主な職業についてご紹介します。
イラストレーター
イラストレーターの仕事は幅広く、ゲームやアニメ等のエンタメ業界の他、広告業界やWeb業界でも就職できます。
どの業界でも、お客様の希望通りのイラストを描くことが求められるため、絵柄の幅広さや要望を聞き出すコミュニケーション能力が必要です。
イラスト専門学校では、さまざまなテーマの課題をこなすうちに、描ける絵柄の幅も自然と広がります。
また、在学中に企業と仕事ができるイラスト専門学校では、要望を聞き出しながらイラストを描く経験もできます。
なお、副業でイラストを描く方もいます。
CGデザイナー
ゲーム・アニメのキャラクターや背景を手がける場合、CGデザイナーと呼ばれることもあります。
3DCG制作のスキルが求められることも多いので、身につけると就職に有利になる可能性も。
>>2Dデザイナーになるには何が必要?ゲーム業界でイラストの仕事をするなら
キャラクターデザイナー
アニメやゲームに登場するキャラクターを考えるのが、キャラクターデザイナーです。
イラストレーターがすでに設定やビジュアルが決まっているキャラクターを描くのに対し、キャラクターデザイナーは設定から自分で考え、オリジナルのキャラクターを生み出せるのが魅力です。
イラスト専門学校の中には、キャラクターデザインに特化した学科や専攻もあり、人気のある職業だということが分かります。
グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーは、ポスターや雑誌、本の表紙等のデザインを手がけます。
上で紹介した通り、グラフィックデザインにイラストが使われることが多いため、イラストが描けるグラフィックデザイナーは業界ではとても魅力的な存在です。
イラスト専門学校でイラストとデザインの両方を学ぶと、活躍できるグラフィックデザイナーになれるでしょう。
>>エディトリアルデザイナーになるには?未経験でも大丈夫?進路や仕事内容を紹介
アートディレクター
アートディレクターは、デザインやイラストのアイデアを考え、制作現場に指示を出す仕事です。
実際に制作するのは現場のグラフィックデザイナーやイラストレーターなので、アートディレクター自身が制作することはほとんどありません。
ただ、中にはアイデア出しから制作まで自分でやるアートディレクターもいます。
イラストレーターやグラフィックデザイナーとして経験を積んでから、アートディレクターになるというケースが多いです。
グッズデザイナー
日用雑貨や、キャラクターグッズ、アーティストのライブグッズ等、さまざまなグッズをデザインします。
グッズデザイナーもグラフィックデザイナーと同じく、イラストとデザインの両方の知識を身につけることで、仕事の幅がより広がります。
絵本作家
絵本作家は絵だけ担当する人もいれば、絵と文の両方を自分で手がける人もいます。
絵本作家のターゲットは子供なので、子供にどんな気持ちになって欲しいのか、何を伝えたいのかをよく考えて作品をつくります。
アーティスト
アーティストは、他のイラストの仕事のようにお客様の要望を聞いて作品を制作するよりは、自分の表現したい作品を制作することが多いです。
作品を売る、企業とのコラボグッズを売る、個展を開く等、活動は多岐にわたります。
マンガ家
マンガ家になる方もいます。
マンガ家は時に担当の編集者から厳しい意見をもらうこともありますが、「今より良い作品にするぞ」とモチベーションを高く保つ力も大切です。
Webデザイナー
Webデザイナーになる方も。
Webデザイナーは、上述したデジタルスキルが特に重要になってきます。
進路選びでよくある悩み
専門学校を希望する高校生のうち、「自分に合っているものが分からない」「社会に出ていく能力があるか自信がない」といった悩みを抱える人は多いです。
イラスト専門学校に興味を持っている方の中にも、通おうかどうか迷っているという方は多いのではないでしょうか。
ここからは、進路選びの悩みへの解決策をご紹介しましょう。
自分に合っているものが分からない
学生のうちに自分に合っている仕事を見極めるのは、難しいですよね。
自分に合っている・合っていないは一旦置いておいて、好きなものを極めることを考えてみてはいかがでしょうか。
「好きなものが分からない」という人もいる中で、「イラストが好き」という進路の手がかりがあるのは、大きな強みです。
能力があるか自信がない
イラストを始め、クリエーターの仕事は「自分には才能や能力が足りない」という理由で挑戦するのを諦めてしまう人も多いです。
「イラストがあまり上手ではない」と自信を持てない方もいるのではないでしょうか。
ただ、小さい頃からイラストの才能があった人だけしかプロになれない訳ではありません。
学校に通ってスキルを磨き、プロになった人もたくさんいます。
大切なのは才能ではなく、プロとしてのスキルをしっかり身につけられるかです。
イラストの能力に自信がない方こそ、イラストの専門学校に通ってしっかりスキルを身につけましょう。
お勧めのイラスト専門学校の特徴とは
イラスト専門学校は全国にたくさんあるので、どの学校を選べば良いのか迷ってしまいますよね。
ここでは、お勧めのイラスト専門学校の特徴について解説します。
特徴①業界とのつながりが強い
業界とのつながりが強いイラスト専門学校は、就職やデビューもしやすいです。
業界とのつながりがあれば、企業が特別授業を行ったり、企業と仕事をするチャンスがあったりと、業界の人から直接必要なスキルや仕事の仕方を学べます。
また、つながりのある企業が多い程に求人も多く集まり、学内独自の企業説明会もしてもらえます。
業界とのつながりが強いかどうかは、インターンシップ制度や産学共同の授業があるか、企業によるセミナーやイベントが行われているか等を見て判断しましょう。
特徴②学生作品のレベルが高い
学生作品を見ると、そのイラスト専門学校の授業の質が分かります。
背景まで描けているか、構図は工夫してあるか、さまざまな絵柄の作品があるか等を見てみましょう。
学生作品は、学校の公式サイトやパンフレットで見ることができます。
より多くの作品を見たい場合、オープンキャンパスで学生のポートフォリオ(作品集)を展示している学校も多いので、オープンキャンパスに行ってみるのも良いでしょう。
また、毎年2月や3月には専門学校の進級展や卒業展が開催されるので、そこでも学生作品を見られるチャンスです。
特徴③先生や学生の雰囲気が良い
学校のカリキュラムや制度ももちろん大切ですが、同じくらい大切なのが「人」です。
在校生は生き生きしているか、先生は親切で分かりやすい授業をしてくれるか等も、オープンキャンパスでしっかり確認しましょう。
実際に、志望校の決め手として「先生の教え方が丁寧だった」「学生の雰囲気が良かった」といった理由を挙げる学生も多いです。
特徴④少人数制
満足度の高いイラスト専門学校は、少人数制であることが多いです。
少人数制の学校は、1クラスの学生の数が多くても25人程です。
イラスト専門学校に通うメリットとして、プロに作品を添削してもらえることを挙げましたが、少人数制なら学生一人ひとりへのアドバイスの時間が増え、手厚い指導が受けられます。
イラスト専門学校の選び方
たくさんあるイラスト専門学校の中から志望校を選ぶ時は、まずホームページやパンフレットで色々な学校を比較し、志望度の高い学校をいくつか絞ってオープンキャンパスに行くのが一般的です。
就職実績を見る
ホームページやパンフレットでは、特に就職実績に注目して見てみましょう。
もし自分の行きたい企業が決まっていれば、その企業への就職実績のある専門学校へ通うのがお勧めです。
まだ行きたい企業まで具体的に考えていない場合でも、どんな企業への就職実績があるかをよく確認してみましょう。
一般的には、ホームページよりパンフレットの方が詳しい情報を得られます。
卒業生がどんな企業でどんな仕事をしているのか等、就職のイメージがわきやすい情報も載っていることがあるので、気になる学校はぜひパンフレットを請求してみてください。
>>イラスト専門学校の就職は実際どうなの?先輩達の前例をチェック
オープンキャンパスに行く
志望度の高い学校をいくつか絞れたら、実際にオープンキャンパスに行ってみましょう。
オープンキャンパスでは先生や学生と直接話せるので、学校の雰囲気をリアルに感じることができます。
学校をしっかり比較して決めたい方は、早めにオープンキャンパスに参加するのがお勧めです。
オープンキャンパスに行く時期は年々早まっていて、高校2年生のオープンキャンパスの参加率は2019年で71.5%、高校1年生でも47.3%と半分近くの人が参加しています。
そのため、遅くても高校2年生までにはオープンキャンパスに参加できると安心です。
また、新型コロナウイルスの影響で、オンラインのオープンキャンパスや説明会、個別相談会も増えています。
オンラインも活用して、色々な学校を見学してみましょう。
>>イラスト専門学校の選び方。オープンキャンパスではどこを見る?
>>社会人にお勧めのイラスト専門学校は?オープンキャンパスでのチェックポイント
こんな選び方はNG!イラスト専門学校選びで気をつけること
イラスト専門学校を選ぶ時、やってしまいがちな選び方についてご紹介します。
「名前を聞いたことがあるから」という理由だけで決める
専門学校の中には、テレビCMをたくさん流していたり、駅に広告を多く出していたりする学校もあります。
知名度が高い分、「この学校にしようかな?」と考える方もいるかもしれません。
ただ、有名な学校が自分に合った学校とは限りません。
イラスト専門学校を調べてみると、本当にたくさんの学校があることが分かります。
上で紹介した「お勧めのイラスト専門学校の特徴」や「イラスト専門学校の選び方」を参考に、色々な学校をチェックしてみましょう。
名前を知らなくても、しっかりしたカリキュラムや実績を持っているイラスト専門学校はたくさんあります。
就職率の数字だけ見る
「就職率◯◯%」と数字で掲げているイラスト専門学校は多いですが、数字だけで判断しないようにしましょう。
また、就職先にはどのような企業があるのか、最近の卒業生はどこに就職しているかまで確認すると安心です。
詳しい就職実績についてはホームページに掲載していない専門学校もありますので、オープンキャンパスや個別相談会で直接聞いてみましょう。
イラスト専門学校の学費
2年制のイラスト専門学校の学費は、入学金や授業料、設備費等含めて250万円程です。
減免制度が充実している専門学校なら、さらに学費が安くなる可能性があります。
入試方法によっても、選考料を免除できる等の特典があるので、各入試方法をよく確認しておくと良いでしょう。
イラスト専門学校の入試
イラスト専門学校では、いくつかの入試方法が用意されています。
次の入試方法が一般的ですが、参考程度にして、必ず志望校の募集要項を確認しましょう。
専門学校デジタルアーツ東京では以下の入学方法があります。
・AO入学
受付開始が6/1と、最も早くスタートする方法です。
エントリー・面談・出願の順番に手続きを行います。
AO入学は、「進路が早く決まる」「AO限定の減免制度がある」等のメリットが多いため、最も人気の入学方法です。
・推薦入学
推薦入学は10/1から受付が始まります。
基本的には、高校での成績や出席率が良い人が利用できますが、そうでなくても自己推薦という形で推薦入学することもできます。
願書と一緒に推薦書類を記入し、提出します。
・一般入学
一般入学は最も遅く、11/1からのスタートです。
願書の提出のみですが、「選考料が高い」「減免制度が定員に達してしまって利用できない」といったデメリットも。
>>イラスト専門学校の入試の内容は?落とされることはある?入試対策を紹介
社会人や大学生からイラスト専門学校に通う場合
社会人や大学生からイラスト専門学校に通う方も多く、「再進学」「学び直し」と呼ばれます。
再進学や学び直しの場合、次のポイントに注目してイラスト専門学校を選びましょう。
社会人・大学生から入学した学生の実績
社会人・大学生から入学した人はどのくらいいるのか、どんな学生生活を送っているのか、どこに就職したのか等を確認します。
前例があれば、再進学向けの制度やサポートが整っているということなので、社会人や大学生からでも安心して入学できるでしょう。
社会人・大学生向けのサポート
社会人・大学生を積極的に受け入れている学校は、再進学・学び直し向けの学費サポートがあります。
社会人や大学生も利用できる減免制度があったり、高校卒業者よりも学費が優遇されているといった学校を選ぶのがお勧めです。
>>社会人からイラストレーターになる方法とは
>>大学生からイラスト専門学校に通いたい!よくあるお悩みを解決
イラスト専門学校に通った人の声
ここからは、イラスト専門学校に通った人の声を取り上げていきます。
学校情報ポータルサイト「みんなの専門学校情報」から、さまざまな東京のイラスト専門学校の卒業生の意見をご紹介します。
学校の良いところ
- 卒業生の就職先を紹介してくれる
- 少人数なのでサポートが手厚い。先輩とのつながりもあるので、就職活動がやりやすい
- 学費は決して安くないが、最新の機材が使えるので妥当だと思う
- 同じ趣味の学生が多いので、仲良くなりやすい
- 先生に添削してもらえ、作品を積極的に見てもらえる
- 受け身ではなく自分で積極的に学ぶ姿勢が大切
- 企業が仕事を紹介してくれる
- 課題が多くてバイトとの両立が大変だが、その分スキルが身についた
- 講師が学生一人ひとりと向き合ってくれる
- 卒業生のイラストレーターから話を聞ける機会があって良かった
学校の不満なところ
- 授業が物足りないと感じることもあった
- 資格取得のサポートが不十分
- 入学してしばらくは基礎の授業なので、描きたいものが自由に描ける訳ではない
- パソコンとコピー機の数が少なく、課題前は学生が行列をつくっていた
- 合う先生と合わない先生がいる
>>【メリットや注意点】イラスト専門学校の卒業生は満足している?
専門学校デジタルアーツ東京の特徴
最後にイラスト専門学校の具体例として、専門学校デジタルアーツ東京をご紹介します。
専門学校デジタルアーツ東京には、イラスト業界で活躍できる人材を育成するイラスト学科があります。
>>イラスト学科
イラスト専攻とキャラクターデザイン専攻
専門学校デジタルアーツ東京のイラスト学科は、イラスト専攻とキャラクターデザイン専攻に分かれています。
・イラスト専攻
アニメ・ゲーム・コミック・広告等、さまざまな分野で活躍できるプロのイラストレーターをめざします。
イラストだけでなく、デザインの技術もしっかりと学べるのが特長です。
・キャラクターデザイン専攻
アニメ・ゲーム・商品等のキャラクターを創作したい人のための専攻です。
人物はもちろん、クリーチャー・動物・背景と、キャラクターをつくり出すのに必要なものの描き方も身につけられます。
少人数制で個性に合わせた授業
専門学校デジタルアーツ東京は、1クラス15人〜25人の少人数生です。
一人ひとりの個性に合わせて指導するので、学生は自分の得意なテイストを中心にイラストの勉強ができます。
講師と学生の距離が近いので、気軽に質問できるのも魅力です。
業界との強いつながり
専門学校デジタルアーツ東京はさまざまな企業とつながりを持っているため、学生に向けてイラストの仕事やインターンシップ、コンテストを多数紹介しています。
在学中に受けた仕事やコンクールでの受賞がきっかけで、就職やデビューにつながった学生も!
具体的なデビュー・インターン実績については、こちらのページをご覧ください。
豊富な学内コラボ
専門学校デジタルアーツ東京には、イラスト学科の他にもマンガ・イラスト学科、声優学科、ノベルス・シナリオ学科等さまざまな学科がありますが、他学科とコラボして作品制作をする「学内コラボ」も行っています。
例えば、ノベルス・シナリオ学科の学生が制作したシナリオを、声優学科の学生がアフレコし、イラスト学科の学生がCDジャケットをデザインするといった本格的な作品制作を経験できます。
イラスト学科が他学科とコラボできる学校は珍しく、将来色々なクリエーターと一緒に作品をつくるための練習ができる、貴重な機会です。
>>学内コラボ
デジタルアーツ東京のイラスト学科では、イラスト学科動画部を結成してTikTokでイラスト動画を配信中!
専門学校デジタルアーツ東京【公式】 (@digital.arts.tokyo) TikTok
イラスト業界の将来性
イラストレーターの活躍の場はますます広がっています。
ゲーム業界でイラストレーターの需要が高まっているのに加え、分かりやすさから広告や書籍の中でもイラストが多く使われるようになりました。
これからイラスト業界をめざす方は、あらゆる案件に対応できるよう幅広いスキルを身につけることを意識すると良いでしょう。
また就職した後も、新しい技術を身につけたりトレンドを勉強したりといった努力を続けることで、長く活躍できるイラストレーターになれるでしょう。
まとめ
イラスト専門学校はたくさんありますが、今回ご紹介した「お勧めのイラスト専門学校の特徴」を参考に学校を選んでみてください。
お勧めのイラスト専門学校の特徴のおさらい
- 業界とのつながりが強い
- 学生作品のレベルが高い
- 先生や学生の雰囲気が良い
- 少人数制
また、学校選びに欠かせないのがオープンキャンパス(体験入学)です。
初めて行くのは不安かもしれませんが、イラストの授業が無料で受けられるチャンスと思えば行きやすくなるのではないでしょうか。
家から参加できるオンラインのオープンキャンパスや個別相談もあるので、自分の参加しやすいオープンキャンパスから参加してみましょう。