• 資料請求はコチラ
  • 体験入学はコチラ
  • 学校公開情報詳細はコチラから

アニメ、声優、イラスト、マンガ、ゲーム、ノベルス、フィギュアの専門学校

  • お問い合わせフォーム
  • アクセス・連絡先

イラストコラム

2Dデザイナーになるには何が必要?ゲーム業界でイラストの仕事をするなら

2Dデザイナーになるには何が必要?ゲーム業界でイラストの仕事をするなら
イラストやゲーム関係の仕事に興味のある人なら、一度は「2Dデザイナー」という職業を聞いたことがあるかと思います。

この記事では、「2Dデザイナーに興味があるけど、どうやってなるんだろう?」と思っている人のために、一般的な進路や必要なスキルを紹介します。

2Dデザイナーの仕事内容

まずは、2Dデザイナーとはどんな仕事なのかを確認しましょう。

2Dデザイナーは2Dグラフィックスに関する業務を行い、主にゲーム制作の現場で活躍しています。

業務の幅がとても広く、分業制になっていることがほとんどです。
そのため、2Dデザイナーは複数の職種の総称と考えると良いでしょう。

・イラスト制作(イラストレーター)
キャラクターや背景等の平面イラストを描く仕事です。
自由にアイデアを出して描くというよりは、見た目や設定がこまかく指示された仕様書をもとに描くことが多いでしょう。

「イラストレーターと2Dデザイナーの違いは?」という疑問を持つ人も多いですが、2Dデザイナーの中でもイラスト制作に特化したのがイラストレーターです。

>>イラストレーターになるには?

・キャラクターデザイン(キャラクターデザイナー)
キャラクターのデザインや設定を考えて、形にする仕事です。
イラストレーターからキャリアアップするのが一般的。

>>キャラクターデザイナーになるには?仕事内容、学校、資格、必要なスキル等まるごと解説

・エフェクトデザイン(エフェクトデザイナー)
エフェクトとは、光や衝撃等、ゲームを盛り上げるための特殊効果のことを指します。
ゲーム内のエフェクトをつけて演出を手がけるのが、エフェクトデザイナーです。

・モーションデザイン(モーションデザイナー)
キャラクターに動きや表情をつけます。

・UI/UXデザイン(UI/UXデザイナー)
UIデザインとはゲーム画面上のメニューやボタン等のデザインを、UXデザインとはゲームの操作のしやすさをデザインする仕事です。

3Dデザイナーとの違い

3Dデザイナーとの違い
2Dデザイナーが平面のデザインを担当するのに対し、3Dデザイナーは立体のデザインを担当します。
具体的には、2Dデッサンを立体化するモデリングと呼ばれる作業等が挙げられます。

2Dデザインと3Dデザインの業務は密接に関わっているため、いずれのデザイナーも2D・3D両方の知識が必要です。

2Dデザイナーになるには?一般的な進路

それでは、2Dデザイナーになるための一般的な進路を紹介します。

専門学校や大学でスキルを身につける

2Dデザイナーは専門職なので、まずは学校でスキルを身につけることが大切です。
なお、独学については記事の最後に説明します。

2Dデザイナーをめざせる学校は、次の通りです。

・専門学校
イラスト、ゲーム、IT系の専門学校には、2Dデザイナーをめざせる学科やコースが設置されています。

・大学
美術大学から2Dデザイナーをめざすケースも多いです。
一般大学でも、工学部、美術学部、情報学部、メディア学部等にゲームやイラストに関する学科を設置している場合があります。

制作会社に応募する

ゲーム制作会社からの求人が多いでしょう。
「ゲームデザイナー」や「イラストレーター」という職種名で募集がかけられていることもあります。

2Dデザイナーの採用試験では、面接の他、ポートフォリオと呼ばれる作品集の審査もあります。

会社によって求められるイラストのタッチやスキルが異なるので、しっかり対策することが大切です。

2Dデザイナーに必要なスキル

2Dデザイナーに必要なスキル
2Dデザイナーになるには、幅広いスキルが求められます。
特に、使用するデジタルソフトの種類が多く、効率良くマスターする必要があります。

・デッサンスキル
絵を描くための基本的なスキルです。
ゲームキャラクターや背景を描くための基礎画力を養います。

・2DCG制作スキル
背景CGやUIデザイン等の制作には、“Photoshop”や“Illustrator”の操作スキルが必要です。

・3DCG制作スキル
“Maya”といった3DCGのスキルも学ぶことで、3Dデザイナーと連携して作業ができる、業務の幅が広がるといったメリットがあります。

・映像編集スキル
“Premiere”や“AfterEffects”を操作できるようになると、映像編集やエフェクトの技術が身につきます。

2Dデザイナーになるには資格は必要?

2Dデザイナーになるには、資格は必須ではありません。
ただしCGクリエイター検定を取得すると、2Dデザイナーとしてのスキルを証明できます。

CGクリエイター検定とは、2DCGや3DCG、映像制作といった2Dデザイナーに必要なスキルを問われる試験です。

就職時や転職時に有利になる可能性があるため、取得をお勧めします。

2Dデザイナーは未経験から独学でなれる?

未経験可の募集もありますが、応募条件にデジタルソフトの操作スキルを提示していることがほとんどです。

独学でスキルを身につけることもできます。
ただし、これまで紹介したような幅広いスキルをすべて独学で身につけるには、時間も労力もかかることに留意しておきましょう。

まとめ

2Dデザイナーになるには、デッサンスキルや2DCG・3DCGを制作するスキル等、幅広いスキルが必要です。
独学よりも、学校で学んだ方が効率良く短期間で身につけられるでしょう。

2Dグラフィックスに関するさまざまな業務をしたい人は、ゲームCGを学べる学校を、イラストに特化した業務をしたい人は、イラストを学べる学校を選ぶのがお勧めです。

>>イラスト専門学校に通うメリットは?選び方や卒業生の声を調査