イラスト業界の現状と将来性
様々な業界で必要とされるイラストレーター。絵を描くのが好きな人にとって、憧れの職業ではないでしょうか。最近ではイラスト用パソコンソフトが進歩し、努力次第でイラストレーターへの道が拓けるという状況になりつつあります。では実際にプロが働いているイラスト業界はどのような現状なのでしょうか。
今回はイラスト業界の現状と将来性についてご紹介いたします。
イラストレーターの活躍の場
イラストレーターの作品は業界問わず必要とされ、インターネットが普及している現代では特に活躍の場が増えています。最近ではスマホアプリのゲームが人気で、ゲームのキャラクターデザインや背景等、ゲーム業界からデビューするイラストレーターも多くなりました。
またイラストの仕事の花形である書籍の表紙や挿絵・ポスター・カタログ・雑誌等、出版業界で活躍する人もいます。
イラストレーターが活躍できる場は、日々増え続けていると言えるでしょう。
オリジナリティと単価の関係
イラストレーターの仕事は数年前まで爆発的に増え続けていましたが、現在は緩やかな増加となっています。さらにパソコンソフトの進歩も進んでおり、デジタルイラストが身近なものとなり、ここの実力が上がってきたため、要求される画力も日々上がっている状態です。
しかし、イラストレーター自体は増えているため低い単価の仕事が多くなり、仕事を長年続けてきたイラストレーターの悩みになっている可能性は高いでしょう。単価の高い仕事を得るためには【その人にしか頼めない仕事】をする必要があります。パソコンソフトが発達し、イラストレーターが増えた業界で生き残るためにはオリジナリティと実力を磨くことが重要になりそうです。
イラストレーター業界は独立が当たり前?
イラストレーター業界には会社員の道とフリーランスの道があります。最初からフリーランスとして活動する人もいますが、基本的にはデザイン会社・出版社・ゲーム会社等で修行してから独立することが多いようです。
イラスト業界では名前が売れてくると独立して活動することが当たり前のようになっていて、有名な人ほどフリーランスである可能性は高くなります。
独立すると収入が増える場合が多く、会社員時代を下積みと捉えることもあるようです。
イラスト業界のこれから
パソコンソフトやWEB技術・ソーシャルゲームの発達が進むのと同時に、イラストレーターの仕事は求められるクオリティが高くなります。そしてイラストレーターはその案件に対応できるよう、新しい技術を学んでいく必要があります。
さらに新人が増える中で生き残るためには【自分にしか描けないイラスト】を追求していく必要があります。
新しい技術とオリジナリティのあるイラスト、これからのイラスト業界ではこのふたつが重要になるでしょう。
まとめ
イラストレーターの現状と将来性はWEB等の進歩によって、「クオリティの高いことを確保する」状況となります。その分、イラストレーターの負担は大きくなるので、仕事の単価等については考えなくてはいけないかもしれません。
イラスト業界をめざすのなら、長く仕事を続けるにはどうすればよいか? ということを考えてみるとよいかもしれませんね。